2025-12-25 更新
※本記事はWordPressの仕様理解を目的とした情報整理です。特定環境での動作を保証するものではありません。
この記事で扱うこと
WordPress(ワードプレス)は、Webサイトの内容(文章・画像・ページ構成など)を管理画面から更新できるソフトウェアです。この記事では、WordPressの定義、動作に必要な要素、ページが表示されるまでの流れ、そしてサイトを構成する主要部品(テーマ・プラグイン等)を順に整理します。
WordPressの基本的な定義(CMS)
WordPressはCMS(Content Management System:コンテンツ管理システム)の一種です。CMSは、HTMLやCSSを直接編集しなくても、管理画面を通じてコンテンツを追加・更新できる仕組みを指します。
WordPressでは、記事(投稿)や固定ページの本文、画像、カテゴリ、メニューなどを管理画面から登録し、表示側ではテーマ(テンプレート)がそれらを組み合わせてページを生成します。
WordPressが動くために必要な要素
WordPressは単体で動くのではなく、一般に次の要素と連携して機能します。
- Webサーバー:ブラウザからのアクセス(HTTPリクエスト)を受け取り、ファイルや実行結果を返す
- PHP:WordPressが主に利用するプログラミング言語。リクエストを解釈し、データの取得・加工を行う
- データベース(MySQL/MariaDB等):投稿本文、ユーザー、設定値などを保存する
- テーマ:表示テンプレート。取得したデータをHTMLとして組み立て、見た目・構造を決める
- プラグイン:機能拡張。フォーム、キャッシュ、SEO補助などを追加する
ページが表示されるまでの流れ(全体像)
ブラウザでURLを開いたとき、WordPress側では概ね次の流れで処理が進みます。
- ブラウザがURLにアクセスし、Webサーバーがリクエストを受け取る
- WordPress(PHP)がリクエスト内容を解析し、どのページを表示するかを判断する
- 必要な投稿・固定ページ・設定値などをデータベースから取得する
- テーマのテンプレートが、取得したデータを使ってHTMLを生成する
- 生成したHTML・CSS・JSをブラウザに返し、画面に表示される
このように、WordPressは「保存(データベース)」「加工(PHP)」「表示(テーマ)」が役割分担されているのが特徴です。
主な構成要素(サイト運営で触れる部分)
- 管理画面(ダッシュボード):投稿編集、メディア管理、設定変更を行う入口
- 投稿・固定ページ:コンテンツの単位。用途・一覧の出方が異なる
- メディアライブラリ:画像やPDF等を保管し、ページから参照する仕組み
- テーマ:サイトの見た目・レイアウト・テンプレート
- プラグイン:機能追加・最適化・連携など
関連用語を最低限整理
| 用語 | 意味(要点) | どこで登場しやすいか |
|---|---|---|
| 投稿 | 時系列で並ぶ記事 | ブログ・お知らせ |
| 固定ページ | 独立したページ | 会社概要・問い合わせ |
| スラッグ | URLの末尾に使う文字列 | 投稿/カテゴリ/タグ |
| パーマリンク | URL構造(形式) | 設定→パーマリンク |
| ウィジェット | サイドバー等の部品 | 外観→ウィジェット |
| メニュー | ナビゲーションの集合 | 外観→メニュー |
内部リンク(次に読むページ)
- 投稿と固定ページの仕組み差分は「WordPressの投稿と固定ページの違い」で整理しています。
- 役割分担(表示と機能)の違いは「WordPressのテーマとプラグインの違いを整理」でまとめています。
- 管理画面に入れない場合の原因分類は「WordPressでログインできない原因一覧」を参照してください。
まとめ
WordPressはCMSとして、管理画面からコンテンツを管理し、テーマのテンプレートで表示を組み立てます。動作にはサーバー・PHP・データベースが関わり、テーマ(見た目)とプラグイン(機能)で拡張する設計です。次の記事では各要素をもう少し細かく分解していきます。
補足:本文は仕様整理のため、特定テーマやプラグイン固有の挙動ではなく、WordPressの一般的な構造を前提に説明しています。画面表示や項目名はバージョンやテーマにより差分が生じる場合があります。